ぺろりんソロイベ

2016年10月27日、AKIHABARAゲーマーズ

特典会の後にPPAPを披露するぺろりん

元ネタを知らなかったぼくは、とても心配な気持ちになった。

10月28日、ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店

ぺろりんソロイベ！！

ぺろりんがイラストを描いたグッズを購入するとサインとイラストを描いてもらえる神イベ。

4000円以上グッズを買うとサイン券が貰えるが、どんな組み合わせをしても4000円ぴったりにならない。

この時からヴィレヴァンが好きではない。

ぺろりんは初のソロイベ、お客さんが来るか心配していた。

ぼくは逆に売り切れないかを心配していたため、お世話になった先輩が研究室を訪問するという話を聞いていたが、定時で研究室を出た。

サイン会、普段はぺろりんが話を振ってくれることが多いが、

この日はイラストに集中しているため、会話が止まり静かになる。

だが、それがいい。

ふと顔を上げて見つめ合う。

精神的な濃厚接触だった。

ありり推しのキョンさんはありりを描いてもらったりと、

皆イラストに個性が出ていた。さすが、ぺろりんなのだが、ヲタクのことをよく観察している。

ぼくはというと、Tシャツにぺろりんの好きなものをたくさん描いてもらった。

ムーミン、ハリネズミ、ほろ酔いの白いサワー、ホタテ

そして、取ってつけたような やーない

とても大切な宝物である。

サイン入りのTシャツ、どうしたら落ちないように扱えるだろうか

吸着、分離、抽出現象の解析をやってきたぼくだったが、

裏返しにして洗うくらいしか方法は浮かばなかった。

大事なTシャツは着ることなく、飾るのが1番なのだ。

超臨界CO2を利用したドライクリーニングなんてもってのほかである。

多少サインは落ちるかもしれないが、そのまま着るのが1番いい。

ぼくの経験上、サイン入りTシャツのサインが消えるまで、長い間ずっと推し続けられるヲタクはほぼいない。

サインが消える時まで応援できたら、それはもう本望なのだ。