リリイベに初めて行くヲタクの心境について
2016/9/11
ぼくは初めてベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)のリリイベに参加した。
きっかけは偶然だった。
インターンシップという2週間の就業体験を終えて茨城から帰ってきたぼくは、
発売日当日に手に入れられなかったももクロのCDを買うためタワーレコード新宿店を訪れた。
ちょうどその日はももクロのライブのVR体験をできる特設コーナーもあった。
VRゴーグルのすごさを体感しで満足したぼくは、周りに知り合いが来てるかもしれないなぁと思いながらTwitter を開いた。タワーレコード新宿に来ている知り合いはいなかった。
だが、ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)は来ていたのだ!
15:00からのイベント、あと40分くらいあるなと思いマックで時間をつぶした。
14:50に戻ってくると人が溢れていた(ように見えるのがタワレコ新宿)。
いつもくるようなヲタク、たまたま観に来た客、みなおっさんばかり。
これが地下アイドル現場。
奥に詰めるようスタッフから言われ前のヲタクでよく見えないポジションについた。
不安と期待を胸にライブの始まりを待つ。
すると予定よりも早くメンバーが出てきて、一曲歌って帰っていった。
本番と何が違うのか分からないリハーサル。
ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)のリハーサルは、フル尺歌、ダンスありでmixも入るのだ。
ベボガ!に来るたび出鼻を挫かれる。
そして、本編が始まる。
「かちとばせ!栄光のレインボー」である。
この曲はベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)としての初めてのシングルである。
当時のベボガ!は初心者でも参加しやすいようなスタンダードなmixが主流だったが、
この曲はちょっと難しい。なぜなら、開幕園長mixだからだ。
他にもイエッタイガーからのイエッタイガーに続くイエッタイガーファイボワイパー。
mix文化のないももクロのヲタクはただ戸惑うばかりであった。
それでも周りに合わせておい!おい!とコールするのは楽しかったし、
何より、落ちサビが楽しいのである。
落ちサビではリーダーのここたんこと水沢心愛とあやぱむこと樋口彩が出てきて野球対決を始める。
そして、ヲタクは他のメンバーに扇動されバッターのあやぱむを応援する。
かっとばせ!かっとばせ!あやぱむ!
そしてあやぱむがホームランを打つ。
そこから始まる各メンバーのソロパートとメンバーコール
そして大サビ
ヲタクがしゃがみだし、ぱむ推しが前に集まりだす。
あやぱむの見せ場。
「どっきんどっきん胸躍る夢に見た舞台に君を絶対連れてくから」
青色に染まるペンライトも相まってとても綺麗な光景が出来上がる。
正直歌が上手いわけではなく、ダンスも上手いわけではない。
でも、アイドルとヲタクが一体となってライブを作っている感じがとても好きだった。
その後もMCも挟みながら計30分のライブ。
これが無料なのだから、すごい世界である。
次回、特典会編に続く